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コピヨー (レーダー) : ミニ英和和英辞書
コピヨー (レーダー)[れーだー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
レーダー : [れーだー]
 Radar

コピヨー (レーダー) : ウィキペディア日本語版
コピヨー (レーダー)[れーだー]
コピヨー()はロシア連邦のが開発した、小型のパルス・ドップラー・レーダーおよびパッシブ・フェーズドアレイ・レーダーである。コピヨーはロシア語で槍を意味する。型式はFK-04
== 概要 ==
コピヨーはフォゾトロンがプライベートベンチャーで開発した最初のレーダーである。ファゾトロンはジュークレーダー用に開発された技術を元にMiG-21のような旧式の航空機のアップグレードや練習機・軽攻撃機に搭載するレーダーとしてコピヨーを開発した〔Kopyo Radar 〕。
コピヨーは、Xバンド帯域で16の異なる周波数で動作する。アンテナは直径が500mm、FB比29デシベルのスロットアレイで、雑音指数4デシベルの受信機を2つ装備し出力は最大5kW、平均1kWである。処理にはMPSデータプロセッサおよびTS175デジタルコンピュータを用いる〔Overscan's guide to Russian Military Avionics 〕。
レーダー方式は、コヒーレントパルスドップラー・レーダーと呼ばれる方式である。目標の最適な検出および追跡のためにパルス繰り返し周波数PRF)は、高・中・低の3つに分かれており、高PRFモードはルックダウンおよび高クラッター環境での捜索、低PRFモードはルックダウンでの測距および全周捜索に使用される。グランドマッピングモードとしては低解像度のリアルビーム、中解像度のドップラービームシャープニング(精度10:1)、高解像度の合成開口(精度100:1)の3種類が用意される。そのほか、(GMTI/GMTT)や海上目標追尾などのモードを有する〔。
探知能力は、レーダー反射断面積が3m²の相手に対して45km、ヘッドオンで57km、追尾時に25-30kmで、捜索中追尾(TWS)モード時に10目標を探知して2目標を追尾できる。マッピング時の分解能は低解像度時かつ80kmの距離からで300x300m、中解像度かつ60kmの距離からで30x30m、高解像度時かつ60kmの距離からで10x5mである〔。
ミサイル(R-27R-73R-77Kh-31Aを含む)や航空機関砲ロケット弾爆弾の管制が可能である〔〔KOPYO AIRBORNE RADAR 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コピヨー (レーダー)」の詳細全文を読む




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